2023年1月14日を皮切りにした大学入学テスト等の受験生を狙い、インターネットやSNSで痴漢行為を煽る投稿が行われ、多くの受験生が不安を覚えています。
日本共産党北海道議団は1月12日、受験シーズンにおける痴漢加害の防止等に関する申し入れを北海道警察本部に行いました。
党道議団はこれまで、道議会で痴漢被害対策強化を求める質問を行い、知事・警察本部長は痴漢・盗撮の被害防止、意識啓発などの取り組みを進めていくと表明。対策が進められていましたが、受験生を狙う卑劣な犯罪を未然に防止するべく、更なる対策強化が求めました。
北海道警察本部生活安全部の小島博之指導官は「毎年この時期にSNSで痴漢を煽るような書き込みがあることは承知している。議会議論を踏まえて、道と連携を取りながら、これまでの発生場所などを参考に、傾向を分析して警戒を強化していきたい」と答えました。