道予算編成に共産党が要請行動 |
07.06.12 |
日本共産党の道予算編成への要請行動で、はたやま和也党道政策委員長、花岡ユリ子、真下紀子両道議、金倉昌俊、川部竜二両氏は12日、差し迫った道予算編成などに関する重要課題について高橋はるみ道知事あての要望書を山本邦彦副知事へ手渡しました。
要望内容は、▽青年、夕張、季節労働者などの雇用確保▽公立病院存続など医療、福祉の充実▽私学助成充実、道立高校削減計画の見直しなどの教育問題▽大型公共事業見直し▽BSE(牛海綿状脳症)全頭検査の維持など農林漁業の振興▽自衛隊の国民監視活動中止など平和と安心・安全の課題―などです。
山本副知事は地域医療について「最重要課題」と答えました。花岡道議は「私も真下道議も看護師出身だが、医療スタッフの不足も深刻だ。こういう問題も一緒に考えてほしい」と語りました。
自衛隊の国民監視について山本副知事は「表現の自由は憲法に示された大切な権利だと認識している。国は事実をはっきりさせてほしい」と語りました。真下道議は「私も監視されていた。軍事力を持つ人たちがやっているという危機感を共有してほしい」と求めました。はたやま氏は「内部文書には北海道の監視が非常に多い。道民全体の権利が侵害されている」と指摘しました。
また花岡、真下氏と高本みさ子根室市議は、河合裕秋保健医療局長に後期高齢者医療の問題などで申し入れを行いました。
教育庁では、佐々木正江余市町議、上村智恵子仁木町議が同行し、平山和則次長に高校統廃合の見直しを求め、地域と高校生らが一体となって学校づくりをしていることを訴えました。
(07年06月13日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)