JR北海道相次ぐトラブル・事故/抜本的な対策求める | 13.05.08 |
日本共産党の真下紀子道議は8日、JR北海道に対し安全な列車運行の責任を果たすために抜本的な対策を求めるよう、道に要請しました。
JR北海道では5日、函館線の旭川発札幌行き特急スーパーカムイ6号の床下から出火するトラブルがあり、Uターンラッシュと重なり1万3000人を超える乗客に影響が出ました。同社の事故・トラブル発生件数は、多くの負傷者が出た「特急スーパーおおぞら」の石勝線列車脱線火災事故が起きた2011年度で133件、12年度は2月末で165件と過去10年間で最悪の件数となっています。
今年度に入ってからも送電トラブルや出火事故が相次いでいます。
真下道議は「人命にかかわることであり、多くの乗客や観光客に不安を与える異常な事態です。安全を最優先してもらいたい」と求めました。
道の柴田達夫総合政策部長は「北海道でJRは主となる交通機関です。それだけに万全を期してほしいと思っております」と話しました。
石橋秀規交通企画監は「他の代替の交通機関がない地域が多い北海道では、不安でも利用せざるをえない。道としてもしっかり対処していきたい」と述べました。
(13年05月10日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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