後期高齢者医療制度で花岡議員が要求 |
07.06.13 |
日本共産党の花岡ユリ子道議は、14日の道議会保健福祉委員会で、後期高齢者医療制度が、高齢者から医療を奪う内容であることをただしました。
今回の制度では、北海道の保険料は推定7千円を見込んでいます。この保険料は、介護保険料と同じく年金から天引きになり、合計月額1万円を超える負担になる人も出てきます。
花岡道議は、75歳以上の高齢者から介護保険料に、さらに医療保険料も天引きしたら生活ができなくなるという声が上がっていることを紹介して道の見解を問いました。
国民健康保険課参事は「被保険者の保険料納付の利便を図ることや事務の効率化を目的として天引きすることとしている」と答えました。花岡瀧礒は、これは事務の効率化を優先し高齢者の生活そっちのけのやり方であると指摘しました。
また、年収18万円以下の高齢者は天引きではなく徴収します。滞納したら、国保と同じように資格証明書が発行されます。花岡意識は、医療が受けられなくなるというひどいしくみをもうけるこの制度は、高齢者のためでないことを示したものだと批判しました。
また、高齢者の負担軽減のために、広域連合の条例のなかに減免制度を盛り込むことを求めました。
道は「11月に予定している第2回広域連合議会において保険料条例を制定するとき、減免にかかわる規定について検討されるもの」との考えを示しました。
(07年06月17日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)