遊戯施設の安全確保などを求め道に要請
第三者機関による調査システム必要
早急な法整備の必要性確認
日本共産党道議団は十五日、高橋はるみ知事に対し、大阪府で起きたジェットコースター事故を受けて、道内遊戯施設の安全確認など、事故の再発防止を求める申し入れをしました。花岡ユリ子団長、真下紀子幹事長が参加。中岡正憲・道建設部住宅局長、瀧田裕道・建築指導課長が応対しました。
申し入れで花岡、真下の両氏は、道内の六施設でも一年以上探傷試験をしていなかった事実を示しながら、①道が遊技場からの報告書を鵜呑みにせず、この機会に道として立ち入り検査を ②道条例を改正し、自動車車検なみに厳しい検査体制 ③事故が発生した場合の第三者機関による調査システムの構築を国に求める――の三項目について要望しました。
道側は、「ご指摘の通り、遊技場の側がJIS(日本工業規格)にもとづく一年ごとに探傷試験することが建築基準法にないことから知らなかったところもある」と検査体制の問題点をあげ、「国交省の方で法改正が検討されている」ことを説明。また、十八日までに遊技場側に求めている報告内容を見て、「改めて対応を検討する」と述べました。
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