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談話

談  話

2005年道政展望 ますます存在感を発揮する年に 04.12.28
道議団長 大橋 晃

 昨年は、道警裏金問題追及などで、党道議団は大いに存在感を発揮した一年でした。それ以外にも台風十八号の被害では直ちに調査に入り、議会でも取り上げて被災農家への具体的支援策を引き出しました。重度障がい者の医療費助成改悪で多くの患者・障がい者団体と連携して反撃を行うなど、道民要求実現のため奮闘しました。
 今年も、国の「三位一体」に名を借りた交付税・補助金削減、道の「財政立て直しプラン」の本格実施に伴う道民への「痛み」の押しつけなど、きびしい年になることが予想されますが、道民要求にもとづき、各団体の皆さんや市長村議員団とも手を携えて旺盛な論戦・活動を展開していきます。

道警裏金疑惑の徹底解明

 〇三年十二月に党道議団が追及の火ぶたを切った道警裏金問題は、十一月・十二月の道警内部調査報告・特別監査報告で、道警は「組織的・慣行的」裏金作りを認めましたが、私的流用・道警本部の関与は否定し、監査報告との食い違いも著しく、さらに全容解明が求められます。
 党道議団は、十二月議会で四たび百条委設置決議を民主党と共同で提出しましたが、自民・公明などの反対で否決されました。
 今後行われる道警の追加調査・確認監査でも全容解明は期待できず、引き続き独自調査にもとづく追及を行っていきます。

「財政立て直しプラン」の本格実施へ反撃

 先取り的に実施が強行された重度障がい者などへの医療費助成改悪の被害実態を調査して改善を求めるとともに、プラン本格実施初年度に予定されている道単独難病医療費改悪、道住減免・家賃改悪、道立高授業料値上げなどに関係団体と連携し反撃の論戦を展開します。
 ムダな公共事業や関与団体・天下りなど、道政のムダに引き続きメスを入れ、真の財政再建への道筋を示します。

交付税・補助金削減、市町村合併・道州制など

 義務教育費国庫負担など本格的補助金削減に加え、交付税削減が強行されようとしていますが、自治体首長とも連携し、反撃の論戦を展開します。
 大詰を迎えた市町村合併について、道の合併押しつけに反対するとともに、自立を目指す市町村への支援を要求していきます。
 急ピッチで進む道州制問題について、道民の立場から調査・点検を強めるとともに、学者の方々とも連携し対策作りをすすめます。

道民要求をきめこまかく

 いぜんとして厳しい雇用問題、とりわけ若者の雇用対策を積極的にとりあげていきます。
 介護保険制度の見直しについて、関係事業者などの意見を聞きながら改善策を提言していきます。
 沖縄海兵隊基地の矢臼別移転など平和問題、大型店対策など街づくり、米改革や「食の安全・安心条例」などの農業問題、知床の治山ダム撤去、産廃処分場・鉛汚染などの環境問題など関係団体とのこん談や調査を行い、広く取り上げていきます。

ますます存在感を発揮する道議団を

 今年は折り返しの年。本会議でのパネル禁止など、「共産党シフト」をはね返し、政務調査費の公開など議会改革に取組みます。
 二年後の地方選での前進を期し、準備に取り組みます。



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