公立病院生かす連携必要
道議会委 宮川議員がただす
日本共産党の宮川潤道議はこのほど(9月7日)、道議会保健福祉委員会で「病院事業改革プラン点検評価」について質問しました。
宮川道議の、道立江差病院の入院収益の評価が低いという指摘に、竹沢孝夫道立病院室参事は「江差病院の整形外科医師が2人から1人になり看護師不足のため病床を削減している。地域センター病院として機能と役割を発揮できるよう人材確保に努める」と答弁しました。
宮川道議は、道立羽幌病院のレスパイト(介護者の休養目的)入院が今年度1件15日の利用にとどまっていることについて、「自宅介護の苦労は大変。レスパイト入院の潜在的需要は高いはず。広報や介護との連携強化が必要ではないか」とただしました。
山中博道立病院室長は「PRや保健・医療・福祉関係者と情報交換して利用拡大に努める」と答弁しました。
(15年09月26日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)