旭川療育センター改築へ
道議会 知事、利用者意見の反映を表明
築後35年が経ち、老朽化、狭あい化で障がいの重度化にも対応しきれていない道立旭川肢体不自由児総合療育センターの改築に向けた基本設計予算が、第2回定例道議会に提案されました。
日本共産党の真下紀子道議はこれまで関係者からの要望を受け、旭川市議団と現地を調査、施設整備も含めて道へ改築要望を重ね、5月には党道議団として知事に直接予算要望をしてきました。
真下議員は6月24日の代表質問で予算提案を歓迎し、道東・道北の拠点機能を一層充実させ、利用者の要望を反映し、利便性向上にどのようにとりくむのかと質問。高橋はるみ知事は、「十分なスペースを確保し、重度のお子さんや親子入所の受け入れ拡大、専門家が不足する地域への技術支援の充実など、道東・道北地域の療育の中核施設としての役割向上を図る」と答え、「19年度の供用開始をめざす」ことを表明しました。また、「利用者の家族や関係団体などからも意見を聞き、より利便性が高く機能が充実したセンターとなるよう検討していく」と答え、利用者の意見を反映させる方向を示しました。
関係者が待ち望んでいた改築だけに、歓迎の声が寄せられています。