子の医療助成拡充して
真下道議が道の姿勢ただす
日本共産党の真下紀子道議は19日、道議会少子高齢社会対策特別委員会で質問に立ち、道が実施している「子ども医療費助成制度」の拡充を求めました。
道では、3歳未満の子どもの入院・通院と、住民税非課税世帯で就学前の乳幼児の通院・入院、小学生の入院にかかる費用を助成しています。道内179市町村中141市町村では独自に道の制度に上積みして給付対象の拡大、所得制限の緩和などを行っています。
真下道議は、新日本婦人の会北海道本部が18日、子どもの医療費助成制度を拡充し、中学生まで無料化するよう求める要請書を提出したことに触れて、「拡充の方向で検討すべきだ」と迫りました。
中川淳二・道子ども未来推進局長は「要望を受け、子育て世代では医療費負担が生活を大きく圧迫していることなどを改めて認識した。全国一律の医療費助成制度が創設されるよう国に要望していく」と答えました。
真下道議は「国に要望するのは当然だが、道民の命と健康を守るために道として努力を」と迫り、この日示された第3期子ども未来づくり計画(案)にかかわって、「『子どもは道民の宝』と位置づけるなら、お金がなくて病院にかかれない子どもがなくなるよう医療費助成制度の拡充を」と強く求めました。
(15年02月21日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)