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矢臼別早朝深夜訓練/紙氏、防衛省に中止を求める 14.07.04

矢臼別早朝深夜訓練

紙氏、防衛省に中止を求める

日本共産党の紙智子参院議員は4日、矢臼別(やうすべつ)演習場(北海道)で自衛隊が行っている早朝・深夜にわたる軍用機飛行訓練の中止を防衛省に求めました。

同演習場で自衛隊は1日から15日までの日程で、午前5時から深夜の午前0時まで、戦闘機2機、大型ヘリ10機を含む総数28機を使用する飛行訓練を実施しています。訓練開始3日前に突然通知されました。

紙議員は、日本最大の酪農地帯である同地域は7月前半が一年のうち最も重要な農繁期であり、搾乳時間帯にあたる早朝訓練は乳牛に大きな影響を与えると指摘。深夜訓練に対しては地域住民から「甚だしい苦痛」との声が出ていることなどを示しました。

防衛省担当者は「早朝、深夜のヘリコプターの離発着は控える」と回答。紙氏は、あいまいな言い方ではなく早朝深夜訓練を中止するよう強く求めました。

(14年07月10日付「しんぶん赤旗」より)