看護職の勤務改善を/道議会特別委 真下道議が質問 | 14.11.10 |
日本共産党の真下紀子道議は10日、道議会決算特別委員会で、長時間労働など看護職員の深刻な動務の改善を求めました。
北海道看護協会の調査では、月平均の夜勤が3交代制勤務で9回以上が3割を超え、2交代で5回以上が4割を超えています。
真下道議は、2014年度の日本医労連の実態調査で、2交代が30%と過去最高となり、16時間勤務体制の病棟が5割を超えていることを紹介し、「看護師不足を長時間勤務で補っているのが実態」と指摘。昨年度の正規看護職員の月平均の時間外勤務時間で、50〜100時間が5施設、100時間以上が3施設あることについて、「過労死ラインを超える重大な事態であり、即刻是正が必要だ」とただしました。
真下道議は「命と健康を預かる医療現場で、看護職員が過労死で死亡するなどあってはならない」とのべ、対応を求めたのに対し、細口貴雄医務薬務担当局長は「日本看護協会の11項目のガイドラインにそった調査の提供を受け、医療機関における勤務環境の改善に努めていく」とこたえました。
(14年11月12日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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