米価暴落 国に対策求めよ/共産党、道知事に申し入れ | 14.09.25 |
2014年産の米価が暴落している問題で、日本共産党北海道委員会と真下紀子道議は25日、高橋はるみ道知事に対し、政府に米価安定対策を直ちに行うことを求めるよう申し入れました。森英士(つねと)道国政相談室長らが同席しました。
大規模・専業農家が多い北海道は、米価下落で大きな影響を受けるといわれ、米価暴落による影響額は北海道全体で約140億円と試算されています。
道内では、農家に支払われる今年産米の「概算金」が1俵あたり2000円減の1万円であり、生産コスト(最小限)の1万4千円を下回っています。
真下道議は、党国会議員団が政府に対し、今年度の米直接支払交付金の半額措置を撤回し、農家経営の安定を図ることなどを要請したことを紹介。「過剰米を政府の責任で買い取り、農家には再生産できる価格を保障すべきだ」と訴えました。
道農政部の梶田敏博次長は「農家は来年も米をつくれるのかという思いがある。支援策を国に求めていきたい」と述べました。
真下道議らは農林水産省北海道農政事務所にも同様の申し入れをしました。
(14年09月27日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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