20日の札幌航空イベント/オスプレイ参加ノー | 14.07.08 |
20日に陸上自衛隊丘珠(おかだま)駐屯地・丘珠空港(札幌市東区)で開催される「札幌航空ページェント」に米軍輸送機オスプレイが飛来するとの報道を受け、日本共産党北海道委員会と札幌東区、同北区の両地区委員会は8日、主催者の北海道航空協会を訪れ、イベントの中止とオスプレイの一般公開をやめるよう申し入れました。
畠山和也道書記長、真下紀子道議、宮川じゅん札幌市議、佐野ひろみ札幌北区くらし・雇用若者対策室長、坂本恭子札幌市議、太田秀子札幌東区くらし・福祉対策委員長が参加しました。
道航空協会の長谷川政英氏(ページェント実行委員会委員長代行)は、「展示される機種はまだ決まっていない。米軍機は直前に通知がくる。オスプレイは日本にきてから人身にかかわる事故はない。安全には考慮していく」と述べました。
真下道議は「米軍が決定したものを断ることはできるのか。軍用機を展示することは市民になじまない」と強調しました。
宮川氏は「他の航空ショーでは墜落事故も起きている。丘珠は住宅密集地で、住民からの苦情もきているはずだ。イベント自体を中止してほしい」と訴えました。
北海道平和委員会と安保破棄北海道実行委員会は7日、米軍輸送機オスプレイ2機が参加する計画があると報道された「札幌航空ページェント」を主催する北海道航空協会に対し、オスプレイ参加中止を求める申し入れ書を送付しました。
申し入れでは、開発時から世界各地で墜落事故を起こし「欠陥機」といわれるオスプレイを、札幌市の上空を飛行させることは、札幌市民に対して大きな危険と不安を与えるものであり、「このような欠陥機を民間の航空祭に堂々と参加させることは、主催者として極めて無責任」として、参加計画を中止するよう求めています。
(14年07月10日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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