天下り要綱是正を/道議会委 真下道議が追及 | 14.07.02 |
北海道議会予算特別委員会で2日、日本共産党の真下紀子道議は、道から関連団体に「天下り」をした幹部OBが要綱で定める65歳の「上限」を超えて在籍している問題について、高橋はるみ知事を追及しました。
道職員の再就職要綱では、道幹部OBは原則として65歳を超えて「天下り」先に在職することができません。
1日の分科会での真下道議の質問で、対象12団体中2団体が「新事業に対応するため」などとして在職期間を延長していることが明らかになりました。
要綱は、道が発注した工事に道職員OBがかかわった官製談合事件を受けて制定。2009年に年齢制限や報酬切り下げを盛り込む改定をしました。
真下道議は高橋知事に改めて認識をただし、「団体から年齢延長の協議が要請されれば、何歳までも延長できるような要綱では、いくら順守といっても〝ルール違反〟が常態化する。実効性を担保できる要綱に見直しをすべきだ」と迫りました。
高橋知事は各団体に要綱順守を文書で要請するとしましたが、要綱の見直しはしない姿勢を示しました。
(14年07月05日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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