旭川療育センター新築を/真下道議が知事に迫る | 14.03.18 |
北海道の、日本共産党の真下紀子道議は、18日の道議会予算特別委員会(知事総括)で、道立旭川肢体不自由児総合療育センター(旭川市)の老朽化問題を取り上げ、高橋はるみ知事に早期の新築を迫りました。
同センターは、道北・道東圏をカバーする療育の拠点として、肢体不自由児の診察とともに、重複障害、発達障害などさまざまな障害を持つ子どもたちヘの診療、療育、家族支援を行っています。
しかし、1962年の建設で老朽化が激しく、水道からはさびた赤い水が出る状況でした。
昨年12月に現地調査に入った真下道議は、1月に予算要望。当面の緊急対策として、2014年度予算に約5千万円の水道設備費が計上されました。
今回の質問ではさらに「建物や医療機器の老朽化に加え、親子入院の浴室の段差や訓練室が狭いなど多くの課題がある。障害の重症化や発達障害児の増加などニーズも変化している」と指摘し、「抜本的改善が必要。早急に新築の検討を開始すべきだ」と求めました。
高橋知事は「必要な機能や整備の方向性を示す方針を早期に策定し、障害のある子どもたちが、地域で安心して生活できるよう、センターの充実に向けたとりくみをすすめる」と答えました。
(14年03月22日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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