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道議団の動き
看護師増を/共産党議員実態しめす 14.03.13

看護師増を共産党議員実態しめす

北海道「辞めたい」7割超

質問に立つ真下道議=13日、道議会
質問に立つ真下道議=13日、道議会

真下道議
 道議会委

北海道議会定例会の予算特別委員会で13日、日本共産党の真下紀子道議は、道内の医療機関で働く約8万人の看護職員の労働実態を道として調査・把握し、看護師確保対策に生かすよう求めました。

道内の看護師不足は深刻で、医療機関の維持にまで影響を及ぼす事態となっています。3日に道医労連が発表した「看護職員の労働実態調査」結果では、辞めたいと思っている人が7割を超えていることがわかりました。

北海道看護協会が2007年から毎年行っている調査では昨年、日本看護協会のガイドラインで定める夜間勤務の拘束時間(13時間以内)を超える道内の医療機関が9割以上にのぼることも明らかになっています。

真下道議は、島根県が全国初の実態調査に取り組み、さらに勤務体制や休職率など詳細な追加調査を行う予定だと紹介し、「道でも看護師確保対策として、就業環境も含めた調査をして実態を把握すべきだ」とただしました。

道の田中宏之医療政策局長は答弁で、看護職員の需給見直し策定にあたり、勤務実態を調査することと、道独自の調査項目の追加についても検討することを約束しました。

(14年03月16日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)