「君が代」指導強化を批判/真下道議「子の内心侵す」 | 14.03.07 |
日本共産党の真下紀子道議は7日、道議会本会議で、道教育員会が卒業式・入学式で「君が代」を十分歌えるように、小中高校生に対する歌唱指導を強化している問題を取り上げました。
道教委は昨年7月に出した通知で、君が代を「校歌などと同様に式の中で歌唱されるよう指導する」とし、十分歌えていない学校に「重点的な支援」を実施するなど、教育への介入を強めています。
真下道議は、教育課程の編成や実施責任と権限について質問。立川宏道教育長は、「学校設置者である市町村教委にある」と認めながら、「国旗・国歌の学習指導要領にもとづく実施が十分ではなく、市町村教委や学校を指導助言している」と介入を正当化しました。
真下道議が、国旗・国歌法制定時(1999年)の国会での「子どもたちの良心の自由を制約するものでない」との首相答弁を「現在も有効と考える」と主張したのに対し、立川教育長は、「指導は、子どもの内心にまで立ち入って強制するものではない」と答弁しました。
道教委が君が代の指導を強める姿勢を示したことぱ、思想良心の自由を侵すものであり問題です。〝子どもの内心に踏み込まない〟という答弁を守らせるよう教育現場でがんばりたい。
(14年03月13日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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