道発注公共工事 労賃適正に引き上げて/真下道議が申し入れ | 14.02.05 |
日本共産党の真下紀子道議は5日、北海道建設部に対して「公共工事設計労務単価改定と労賃引き上げに関する緊急要望」を行いました。
国土交通省と農林水産省は1月末、2014年2月以降の公共工事設計労務単価等を公表しました。
2013年度の単価と比較して、全職種で平均約7%アップしました。
要望書では、「13年度も単価が大幅アップしたにもかかわらず、労働者の多くが賃金を据え置かれ、道内20万人の建設労働者の8割近くが年収200万円以下の困窮世帯である」とし、改善を求めました。
真下道議は「公共工事の労働者の賃金を設計労務単価並みに引き上げることは、優良な建設労働者の確保と労働環境改善のために重大な課題」とのべ、建設現場に対して、指導の徹底、実態調査を実施することを要望しました。
対応した下出育生建設部長は「(聞き取った)7割の業者が労務単価を賃金に反映すると聞いている。文書で指導を徹底します」とのべました。
北海道建設部では、新単価は2月13日以降の入札日から適用されます。
地域ごとに定める公共工事の発注予定価格を積算するための基準となる単価。
(14年02月07日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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