平取ダム工事道 環境保全末措置/道内8団体が抗議 | 13.08.28 |
北海道自然保護協会など道内8団体は8月28日、平取(びらとり)ダム=平取町=について、北海道開発局が環境保全措置をしないまま道路建設を開始したとして抗議文を送りました。
道自然保護協会などは、ダム建設を行う北海道開発局室蘭開発建設部が「ダム工事がハヤブサ、エゾサンショウウオおよび植物に対して影響がある」と認めながら、「具体的な環境保全措置を講じていない」と指摘しています。
道路はダム本体工事のために造られるもので、8月26日に建設が開始されました。室蘭開発建設部は環境保全について、「専門家の指導・助言をいただきながら、影響の最小化をはかる」などとしています。
平取ダムは、土砂の堆積が激しい二風谷(にぶたに)ダムの上流に建設予定で、二風谷ダム同様の砂の堆積が懸念されています。
(13年09月01日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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