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泊原発再稼働やめて/道原発連が北電に申し入れ 13.07.02

泊原発再稼働やめて

道原発連が北電に申し入れ

泊原発の再稼働申請をしないよう申し入れる畠山氏(右)ら
泊原発の再稼働申請をしないよう申し入れる畠山氏(右)ら=2日、札幌市

原発問題全道連絡会は2日、「泊原発の再稼働申請を行わないよう」北海道電力に申し入れました。

北電は原子力規制委員会が決定した原発の「新規制基準」が施行される8日にも、泊原発(泊村)1・2・3号機の運転再開を申請する構えです。

札幌市の北電本店で申し入れ書を手渡した同連絡会の畠山和也、菅野一洋両代表委員らは、「福島第1原発の事故はいまだに収束していない。新基準さえクリアすれば、すぐに再稼働だというのはとても道民の理解を得られないし、再稼働前提の値上げなど絶対に認められない」と迫りました。

北電側は「新基準によって安全面は格段に良くなっている。経営の効率化を進めているが、経営収支の改善には電気料金の値上げと泊原発の再稼働が不可欠だ」などと答え、再稼働申請を強行する考えを繰り返しました。

畠山氏が「事故が発生した場合に放射能汚染水の処理をどうするのか」と質問すると、北電側は「新基準の通り安全対策を進めた。汚染水の処理対策は含まれていない」と答え、「新基準」そのもののずさんさが浮き彫りになりました。

(13年07月03日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)