米軍との訓練中止を/党道委と森室長らが陸自要請 | 13.02.06 |
米軍と自衛隊の共同訓練が21日から北海道内で予定されている問題で、日本共産党北海道委員会は6日、森つねと道国政相談室長を先頭に、千歳市の陸上自衛隊第7師団司令部(塩崎敏譽師団長)に対して、共同訓練の中止と米軍兵士の外出禁止を求める要請をしました。
2012年度の日米共同訓練は21日から3月9日まで、北海道大演習場(恵庭市など)と東千歳駐屯地で実施予定です。米軍側は、第3海兵師団第4海兵連隊(沖縄県)の1個中隊を基幹に約300人、陸上自衛隊側は第7師団第11普通科連隊1個中隊を基幹に約300人が参加して、軽・中・重機関銃や対戦車ミサイル、迫撃砲などの実動訓練を行うものです。全国的に米兵の犯罪や事故が相次いでいることから、千歳市民や道民から不安の声と共同訓練の中止を求める意見が上がっています。
要請には畠山和也道副委員長、佐藤仁千歳市議、鈴木龍次石狩地区委員長らも参加しました。
応対した第7師団司令部渉外幹部は、師団正門前の野外駐車場で要請書を受け取ろうとしたので、森室長らは「道民、市民の要請を受けとるのに、国の出先機関として非常識だ」「以前は中だったのになぜ今回は野外なのか」と抗議し、その場で要請文を読み上げました。
(13年02月08日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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