「福祉除雪」道が予算措置/森・党室長の要請実る | 13.01.31 |
北海道は、地域的な大雪への緊急的な対応として、「福祉除雪」事業に2200万円を充当することを、1月31日までに決めました。
対象となる事業は、独居高齢者や障害者世帯などへの除雪支援(福祉除雪)や、倒壊・事故防止を目的とした学校校舎の除雪などで、市町村が失業者を臨時任用し、緊急雇用交付金の2012年度執行残2200万円を充当します。
大雪の影響が大きい留萌、宗谷、後志、石狩の各管内の市町村が対象となり、中でも積雪量が著しく多い留萌、岩見沢、美唄の3市は先行実施が決まりました。
日本共産党の森つねと道国政相談室長は11日、坂本茂・留萌市議、金木直文・羽幌町議とともに、豪雪による交通障害や停電に見舞われた留萌市の実態を調査していました。
留萌振興局を通じて高橋はるみ知事に対し、豪雪から市民生活を守るための迅速な対策を求める要望書を提出し、▽幹線道路・生活道路の除排雪▽福祉除雪のために国の雇用交付金や道の地域づくり総合交付金を拡充すること―などを求めていました。今回の予算措置は、森室長の具体的な提案が実現したものです。
(13年02月01日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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