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道議会議連/アイヌ協会と意見交換 13.01.09

社会的地位向上など推進

道議会議連アイヌ協会と意見交換

先住民族としての社会的・経済的地位の向上など今後の政策推進に向けて、アイヌ政策推進北海道議会議員連盟(アイヌ議連)役員と社団法人北海道アイヌ協会役員との意見交換会が9日、道議会で開催されました。

アイヌ協会から加藤忠理事長、阿部一司副理事長、豊岡征則副理事長、佐藤幸雄事務局長が参加しました。

2008年衆参両院で「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が全会一致で可決され、アイヌ協会が北海道議会に議連設立を要請、12年12月25日、アイヌ議連が設立されています。

喜多龍一道議会議長と神戸典臣アイヌ議連会長が議連発定までの経緯などについてのべました。

アイヌ議連設立趣意書では、アイヌの先住民族としての社会的・経済的地位の向上とアイヌ文化の振興、総合的なアイヌ政策の確立と早期実施が必要と明記し、アイヌ民族としての名誉と尊厳を保持し、次代へ継承していくために国へのアイヌ政策の意見や提案を含めてとりくむこととしています。道議100人中超党派の90人が参加しています。

加藤理事長は、超党派の議員連盟設立に謝意を述べました。また、教育支援、遺骨の返還、慰霊、公有地の利活用など、総合的な政策実現に期待を寄せました。日本共産党は議員が1人ですが、他の会派役員とともに真下紀子道議が世話人として参加しました。

(13年01月11日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)