JR北の留萌線調査/増毛町で真下道議ら | 13.10.25 |
日本共産党の真下紀子道議は25日、JR北海道で事故・トラブルが相次いでいる問題で、過去に脱線事故が繰り返し起きている増毛(ましけ)町の留萌(るもい)線の現場付近を調査しました。
留萌線では2012年3月に留萌発・増毛行の普通列車が、線路に積もった雪まじりの土砂に乗り上げて脱線しました。05年3月にも近くで普通列車が雪に乗り上げて脱線しています。
05年の事故後に、当時の航空・鉄道事故調査委員会は事故調査報告書で①雪崩防止柵の設置②雪崩検知装置の設置③雪崩の危険が高い所での減速運転を検討すべきだと指摘しました。
真下道議は坂本茂留萌市議、小田緑増毛町議(無所属)、石垣芳夫増毛町総務課長らと現地を調査しました。
雪崩検査装置と新たな雪崩防止柵は12年の事故後に設置され、危険箇所での減速運転も実施されているとJR北海道の担当助役らが説明しました。
「計画された補修工事は全て完了した」とのJR側の説明に、真下道議は「危険箇所の対策は全て終わったのか。要注意箇所は何カ所と把握しているのか」と質問。助役らは「本社に聞いてほしい」と答え、危険箇所が把握されているかに疑問のある実態が明らかになりました。
(13年10月27日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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