JR北海道事故、安全対策へ総力「社長に求める」/真下道議に知事答える | 13.09.25 |
走行する特急列車から出火や発煙が続発し、社内基準を超えたレールのゆがみの放置が260カ所以上にも及ぶなど、異常事態が続いているJR北海道の問題で、日本共産党の真下紀子道議は25日、北海道議会本会議の一般質問で、安全対策についての道の取り組みをただしました。
真下道議は一般質問で「鉄道事業者としての資格が問われる重大事態です。知事は推移を見守るだけでなく、直接、JR北海道に安全対策の徹底を強く申し入れるべきです」と高橋はるみ知事に迫りました。
知事は「鉄道事業者としての原点に立ち返り、安全体制の再構築に会社としての総力をあげて取り組むよう、JR北海道社長に直接求める。国には安全指導の徹底を要請する」と答えました。
真下道議は7月31日、紙智子参院議員とともにJR北海道本社を訪れ、一連の事故について「構造的な問題がある。徹底した事故の原因究明と情報公開を行うべきだ。その際に、歴史的経過も踏まえ、企業体質や経営方針も含めた抜本的検証を行ってほしい」と申し入れていました。
(13年09月27日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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