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道議団の動き
泊3号機 地震計水没ただす/知事「想定外としない」 13.09.25

泊3号機地震計水没ただす

真下道議に知事「想定外としない」

北海道電力の泊原発3号機で雨水が原子炉補助建屋の地下2階にあふれ、制御用地震計が水没して放射線管理区域まで浸水した問題で、日本共産党の真下紀子道議は25日、道議会本会議の一般質問で道の対応をただしました。

泊原発では8月27日、地下から湧き出す水を処理する3号機地下部分の湧水ピットから、大量の降雨によって水があふれ、稼働中の原発を自動停止させる制御用地震計8基のうち4基が水没したため、電源が切られました。水は配線の管を伝って、放射線管理区域まで大量に浸水しました。

18日に現地調査をした真下道議は、「北電側は〝想定外の大量降雨だった〟と説明しているが、この問題をどのように把握しているか」と道の認識と対応をただしました。

高橋はるみ知事は「何事も想定外とはしない安全意識が重要」と答え、立ち入り調査などで安全向上を徹底する取り組みを進めると答えました。

真下道議は原子力災害避難計画について、「社会福祉施設や病院の避難計画ができていない。住民避難に責任を持って対応できるか」とただしたのに対して、高橋知事は「策定が進むよう取り組む」などと答えました。

(13年09月28日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)