自主避難者、道議長と懇談/真下道議橋渡し 支援拡充要請 | 13.09.19 |
東京電力福島第1原発事故で北海道に自主避難している人たちが19日、北海道議会で加藤礼一議長と懇談し、被災者支援の具体化を求める道議会の意見書可決に対して感謝を伝え、支援の拡充を要請しました。
8月27日に行われた日本共産党の神山悦子福島県議と真下紀子道議と避難者との懇談会で、避難先での生活について切実な要望を受けていた真下道議が橋渡し役をしたものです。
道議会は7月5日に原発事故で避難している人たちへの公的支援を拡大するよう国に求める意見書を全会一致で可決しました。
福島県から自主避難している宍戸隆子さんら5人は、「北海道には大変良くしてもらいました」と感謝を述べるとともに、避難生活が長期化して要求が多様化していることや、定住を希望する人も出ていることを伝え、さらにきめ細かな支援を求めました。
加藤議長は長期にわたる避難生活の苦労をねぎらうとともに、「多様な相談に対応できるよう窓口を充実させたい」と話しました。懇談には真下道議も同席しました。
(13年09月21日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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