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道議団の動き
通行止め道道を調査/真下道議ら/地盤ずれ亀裂か 13.08.23

通行止め道道を調査

真下道議ら地盤ずれ亀裂か

亀裂ができている道道1116号
亀裂ができている道道1116号=北海道東川町

昨年10月に開通したばかりの道道1116号(道道富良野上川線)が今年6月以降通行止めになっており、日本共産党の真下紀子道議と鶴間松彦・東川町議はこのほど、北海道上川総合振興局の係官らと現状調査を行いました。

道道1116号は富良野市と上川町を結ぶ一般道道で1983年の計画から20億円以上もかけて開通したのは一部区聞にとどまっています。今回、通行止めになっているのは、美瑛(びえい)町と東川町の境にある忠別(ちゅうべつ)ダムわきのチョボナイゲートから東川北7線ゲートの12.4km区間です。

十数カ所で道路の端から端まで亀裂ができており、5月に発見された時よりも亀裂が大きくなっています。

同行した係官は「単なる路面の亀裂ではなく、山側を切り開いた部分も含めて地盤のズレが大きな原因と考えられ、大規模なボーリング調査や地盤調査が必要である」と説明しました。

秋には調査を行いたいとしていますが、もともと冬季間は通行止めとなり、再開通の時期は未定となっています。

真下道議は「道議会で知事も必要性が高いとは判断しておらず、規模を縮小して開通させた道路です。土砂崩れの危険性も指摘され、調査に基づく慎重な対応を求めていきたい」と話しました。

(13年08月31日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)