値上げ・再稼働撤回を/党道委が北電に申し入れ | 13.06.06 |
日本共産党北海道委員会は6日、電気料金の値上げを予定している北海道電力に対し、値上げ撤回と泊原発再稼働反対を申し入れました。
北電は「火力燃料費の増加」を理由に、家庭用などで10.20%、工場や事務所などで13.46%の料金値上げを計画しています。しかも泊原発の再稼働が前提の料金値上げです。
しかし、前回料金を改定した2008年と比較して燃料費は195億円減少しており、2009年に運転を開始した泊原発3号機など原発関連費が原価を押し上げているのが実態です。
札幌市中央区の北電本店を訪れた森つねと党北海道国政相談室長や真下紀子道議らは要請書を手渡し、「原発ゼロの世論を無視したものであり、値上げは見直すべきです」と迫りました。
北電側は「泊原発の維持管理費用は年間800億円」と原発関連経費が巨額になっていることを認めましたが、廃炉の場合や自然エネルギーに切り替えていく場合の電気料金の試算を行う考えはないとして、原発「再稼働」と値上げに固執した態度に終始しました。
(13年06月08日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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