ピロリ菌 除菌の啓発に努める/真下議員に道が答弁 | 13.06.04 |
日本共産党の真下紀子道議は4日、道議会保健福祉委員会で、ピロリ菌検診・除菌の取り組みを進めるよう道に求めました。
ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)は胃の粘膜にすみつき、胃潰瘍や胃がんの原因になると考えられている細菌です。日本では40歳以上の7割以上がピロリ菌に感染しているとみられています。
ピロリ菌の除菌が保険適用の対象になるのは、これまで胃潰瘍と診断された場合などでしたが、今年4月からは、より軽度の胃炎と診断された場合でも適用されることになりました。
真下道議は「道として胃がんのリスク低下につながるピロリ菌検診の取り組みや、ピロリ菌除菌の効果を積極的に啓発するべきではないか」と道にただしました。
道保健福祉部は今後の取り組みについては「国が検討中」とする一方、道内の福島町、清里町、士幌町の3町が胃がん検診の時にピロリ菌検査を希望者に行っていることを明らかにし、「さまざまな機会を通じてピロリ菌除菌の有効性など情報提供につとめる」と答えました。
(13年06月06日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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