大間建設中止求める/道原発連が抗議の要請文 | 12.10.03 |
東日本大震災と福島第1原発事故以降中断していた大間原発(青森県大間町)の建設工事を電源開発(東京)が再開すると表明した問題で、原発問題全道連絡会は3日、電源開発と政府に抗議と建設中止を求める要請文を送付しました。
電源開発への要請では、「一方的に工事再開を決めたことは、福島原発事故後広がる圧倒的多数の道民の『原発ゼロ』の願いに背を向けるものであり、到底容認できない」として、その暴挙に厳しく抗議するとともに、「建設工事の再開をただちに取り消し、函館市や周辺自治体とその住民、北海道と道民の合意なしに工事を再開しないこと、危険極まりないフルMOXの大間原発からの即時撤退を決断し、建設を中止すべき」としています。
政府に対しては「原発の新増設は行わない」原則を盛り込みながら、「安全性を確認した原発は、重要電源として活用する」として事実上原発推進の姿勢を明らかにしたことを指摘。政府が、大間原発の建設再開を認める方針をただちに撤回するよう強く要請しています。
(12年10月06日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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