「大間原発の建設再開」/函館市民・市長が抗議 | 12.10.01 |
大間原発(青森県大間町)の年内にも工事再開という電源開発(Jパワー)の方針を北海道函館市に伝えるため、1日、同社の渡部肇史(としふみ)常務が函館市役所を訪れました。
同市役所前では、大間原発建設反対の緊急行動「バイバイ大間原発はこだてウオーク」がとりくまれ、参加した約70人が、「大間原発大間違い」「大間原発ノーノー」などと訴え、工藤春樹函館市長には、「頑張れ市長」などの声もあがりました。
工藤市長は、渡部常務との会談後記者会見し、「道南50km圏内に(人口)37万人なのに対し、青森県は9万人だ。一度も相談しないで決定をいってくるのはとんでもない話だ。30km圏内の函館市の同意を得ずしての、〝見切り発車〟は許せない」と語りました。
(12年10月02日付「しんぶん赤旗」より)
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