日本共産党 北海道議員団ホームページ
ホーム
道政スポット
道漁連が賠償請求ヘ/東電原発事故で魚価下落 12.09.14

道漁連が賠償請求ヘ

東電原発事故で魚価下落

北海道漁業協同組合連合会(桜庭武弘代表理事会長)は14日、東京電力福島第1原発事故の影響でスケトウダラなどの価格が下落し損害を受けたとして、東電に約17億5000万円の損害賠償を請求すると発表しました。桜庭会長らが18日に東電を訪問し、直接請求します。

道漁連によると、鮮魚の輸出は原発事故に伴う放射能汚染水の海への流出で激減。昨年水揚げしたスケトウダラの価格は国内出荷分、輸出分ともに下落したといいます。

また、茨城県沖のコウナゴから昨年4月、基準を超える放射性物質が検出され、水揚げ規制を受けたことで、道産コウナゴも価格が低下したとしています。道漁連は今後、他の魚種の賠償請求も検討する考えです。

(12年09月15日付「しんぶん赤旗」より)