暴風雪被害 情報の伝達迅速に/党が知事に緊急要請 | 12.11.29 |
日本共産党の、はたやま和也北海道委員会政策委員長、花井やす子道9区国政事務所長、真下紀子道議は11月29日、高橋はるみ道知事に対し、胆振(いぶり)管内を中心とした暴風雪被害への迅速な対応を求める緊急要請をおこないました。
同日午前6時現在、重軽傷者3人、住宅被害40棟、避難生活を強いられる住民260人、停電約8240戸の被害が出ています。
はたやま氏は「とくに高齢者、障害者の方が困難に直面し、中小、農水産業者の方は大事な資材に被害が出ており、万全な措置を」と求めました。
要望として、①激甚災害法の指定を国に求める②職員派遣などの応援態勢を急ぐ③電力復旧について中小業者の被害状況の把握と水産加工業の電力確保、代替倉庫の確保などを支援する④被害農家にたいする借入金の償還猶予と利子補給などで負担軽減策を講じる−などをあげました。
花井国政事務所長は「避難所を昨日、一昨日と回ってきました。北電の情報が遅く、高齢者が停電で寒さに震えている。もっと情報を早くほしい。信号機が止まる事故も起きている」と現地の困難を話しました。
道総務部危機管理監の柴田達夫氏は「いろいろご指摘いただきました。広報車、町内会なども含め、情報の伝達については課題としてさらに考えたい」と応じました。
(12年12月01日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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