高等養護学校の旭川設置を/11万人超の署名の願いに応えよ | 12.09.26 |
26日の道議会本会議で質問に立った真下紀子道議は、9月初めに決めた来年度の特別支援教育適正化計画では、道北圈域では、高等養護学校の旭川設置を見送った問題を教育長にただしました。
旭川市内では11万人を超える大々的な署名が広がり、今次決定に対して障害児も家族も、やり場ないつらい思いをしています。
なぜ愛別なのか、対象者の8割が集中する旭川をなぜ除外するのか、実習先・就労先はどうなるのか――など説明責任を果たすべき、と迫りました。
旧愛別高校跡を使い平成26年度から使用できる。旭川市中心に急激な出願者の増加が見込まれ、28年度にも一つのピークが予想され、旭川市内の空校舎等の活用による対応を検討。
真下議員は26日、①原発・エネルギー問題、②ダム建設、③夕張市への支援策、④教育問題を質問しました。
原発では、原発ゼロヘの考え方、国まかせでなく原発に依存しないエネルギー政策の工程表の作成、原発立地自治体の各世帯と企業への電気料金のキャッシュバックの問題をとりあげました。
はじめて傍聴した学生は
「教育や原発の問題など、自分たちに関わることが話し合われていて、意外と政治は身近なものだと感じました」「傍聴者が想像以上に少なくて、傍聴に来た学生をはじめて見たと、エレベーターの中でも職員に言われて驚きました」。
議会の様子は
「議員席からのヤジや笑い声も多くて、真剣みを感じなかった。討論の中身がわかりづらかった」「議論もあまり情熱を感じなかったところや、答弁も結局『がんばります』と言っているだけのような気がするときもありました」。
心に残ったことは
「真下議員の質問で、大企業である電力会社に対しても、はっきりとものを言っていて、さすが共産党と思いました」「もっと多くの道民が傍聴するようになったら、議論も真剣さが増す気がします。難しいところも多かったけど、今回来てみて、よかったです」。
(12年10月07日付「ほっかい新報」より)
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