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道議団の動き
授業中でも教職員調査/真下道議質問 管理強化批判 12.09.26

授業中でも教職員調査

真下道議質問 管理強化批判

日本共産党の真下紀子道議は26日の道議会一般質問で、教育現場への管理統制をやめるよう、高橋はるみ知事と髙橋教一道教育長に強く求めました。

真下氏は道教委の「教職員給与費実態調査」が、「調査は放課後に」という声を無視して授業中の教職員に対して行われたことや、市町村教育委員会が認めた教育研究団体の業務従事まで処分の対象にしていることについて、「学校・教職員ヘの管理統制を強めるものだ」とただしました。

髙橋教育長は「授業中の調査には、教頭が代わって授業を行うなど支障が生じないよう努めてきた。授業への大きな影響はなかった」と強弁。教育研究団体の業務従事を処分したことについては「団体の庶務・会計業務は勤務時間中に従事できない。校長の承認があった場合でも給与の返還対象となる」と今後も教職員への管理統制を続ける考えを示しました。

真下氏は再質問、再々質問で「『大きな影響がない』という答弁には驚いた。道教委の調査は事実上授業を妨害している。道教委は学校を管理し介入を強めるのではなく、いじめ問題など困難に直面する教師集団を応援する立場に立つべきだ」と訴えました。

(12年09月30日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)