再稼働阻止へ8時間宣伝/市民ら続々と署名 | 12.06.21 |
原発のない北海道をつくろうと原発問題全道連絡会と国民大運動道実行委員会は21日、札幌市中央区の札幌駅前通地下歩行空間で8時間に及ぶロングラン宣伝をしました。午前10時から始まり、午後3時現在で、400人が高橋はるみ道知事に届ける「原発のない北海道を」道民署名に応じています。
多くの人々が往来する同歩行空間。「絶対ダメー 大飯原発の再稼働」などと書かれた横断幕が並びます。「原発をなくすための署名です」と呼びかける声が響くと、急ぎ足の人も足を止め、次々署名に応じました。
「原発の再稼働は絶対反対です」と話すのは札幌市中央区の主婦(60)です。自分の思いをどこへ届けたらよいか分からず、いら立っていたと言います。「火山帯がある日本で原発なんてとんでもないですよ。野田首相は自分たちの利害ばかり考えている。日本は(再生可能エネルギーを促進している)ドイツを見習うべきです」と真剣な表情で話しました。
「本音は原発反対ではない」という会社員の女性(22)=江別市=も署名しました。「(福島原発の)事故があったのに(安全)対策をしないで(大飯原発を)再稼働するのはおかしいですよね」と署名した思いを語りました。
宣伝には、日本共産党の真下紀子道議会議員、畠山和也道政策委員長らも参加し、「安全・安心な北海道でこそ、産業も発展します」と署名を呼びかけました。
(12年06月22日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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