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道議団の動き
三菱重工への委託認める/北電 泊原発ストレステスト 12.06.07

三菱重工への委託認める

北電泊原発ストレステスト

党要請で明らかに

北海道電力に申し入れをする畠山氏(中央)と真下道議(その右隣)ら
北海道電力に申し入れをする畠山氏(中央)と真下道議(その右隣)ら=7日、北電本店

日本共産党北海道委員会と道議団らは7日、「北海道電力泊原発の再稼働は認められない」として再生可能エネルギーヘの大胆なシフトと電力の安定供給などを求め、北電本店で申し入れました。

席上、畠山和也党道副委員長が、泊原発のストレステストの委託先を質問。北電広報部エネルギー広報担当課長は「ストレステストの評価の一部を三菱重工が実施」したことを明らかにしました。

関西電力大飯原発でも原子炉製造メーカーの三菱重工自らがストレステストを実施していたことが明らかとなっており、「お手盛り」の安全評価では信頼性に欠けると批判が広がっています。北電も同様の「お手盛り」審査だったことが明らかとなりました。

安全対策と再稼働の問題について北電側が「昨年の緊急対策により、福島レベルの事故は避けられる」と答えたのに対し、荻生和敏党道6区国政相談室長は「事故原因は検証済みではない。安全対策が取られているとはいえず、再稼働は認められない」と厳しく指摘しました。

菊地葉子党道4区国政対策委員長は「不安を抱えている後志(しりべし)住民の声を聞くべきだ」と地元住民の声を訴えました。

申し入れには畠山氏らのほか、真下紀子道議などが同席しました。

(12年06月08日付「しんぶん赤旗」より)