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道知事に北電マネー/7年総額281万円 11.11.29

道知事に北電マネー

昨年幹部ら13人37万献金

7年総額281万円

北海道の高橋はるみ知事に対し北海道電力の幹部ら13人が総額37万円の献金をしていたことが29日、北海道選挙管理委員会が公表した2010年分の政治資金収支報告書で判明しました。北電幹部からの献金は7年間で総額281万円にのぼり今夏に泊原発3号機の運転再開を容認した高橋知事と北電の密着ぶりが、あらためて浮き彫りになりました。

10年分の政治資金収支報告書によると、高橋知事の資金管理団体「萌春会」には、「やらせメール」問題で進退が焦点となっている佐藤佳孝社長の5万円をはじめ13人の現職と元職の役員が献金していました。

金額順では、「萌春会」会長で北電顧問の南山英雄前会長が10万円、近藤龍夫会長が5万円となっています。

過去の献金と同様に会長や社長からは5万円、常務からは2万円と役職で額が一致しているのも特徴です。萌春会への北電幹部の献金は、04年分から合わせると281万円となっています。

北電は幹部の献金について、「会社としては関与していない」としています。

(11年11月30日付「しんぶん赤旗」より)