戦車公道走行やめよ/計画中止を要請 | 11.10.28 |
北海道千歳市の陸上自衛隊第7師団が6日夜に計画している、戦車の公道自走に中止を求める声が上がっています。
同計画は、大分県の陸上自衛隊日出生台(ひじゅうだい)演習場で10日から行われる協同転地演習に参加するとして、90式戦車4両を含む40台の装甲車・トラックを東千歳駐屯地から苫小牧西港までの国道・道道・市道で走行させるものです。
10月28日には、千歳平和委員会、日本共産党千歳市委員会、安保破棄道実行委員会の畠山和也代表委員の連名で、同師団長に戦車の公道走行中止の要望書を提出。①震災復興に逆行する税金無駄遣いの演習の中止②戦車の危険な公道走行を行わないこと③住民への説明と安全対策――を要求しました。
一方、千歳市長にも戦車の公道走行中止を第7師団に要請するよう求めたのに対し、応対した駒澤文雄副市長は、自衛隊の体制維持の立場から推進を表明しています。
千歳平和委員会と苫小牧港の軍港化阻止実行委員会、安保破棄道実行委員会は6日夜に千歳市内で抗議行動を予定しています。
(11年11月06日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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