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広がるTPP反対/知事も 11.10.19

広がるTPP反対

 知事も 北海道と熊本

農水相に“慎重対応を”

高橋はるみ北海道順事と蒲島郁夫熊本県知事が19日、農林水産省を訪ね、環太平洋連携協定(TPP)について慎重対応をそれぞれ要望しました。

鹿野道彦農水相は「国論を二分する重要な問題と受け止めており、国民に議論していただき、判断することが必要だ」と述べました。

高橋知事は、道の基幹産業である農業への打撃を踏まえ「(経済界を含めた)オール北海道で申し入れにきた。(交渉参加は)時期尚早で絶対反対だ」と表明しました。蒲島知事は参加の是非の判断に向け慎重に議論を重ねるよう要望。会談終了後は記者団に、11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)までの参加判断について「情報もあまりない中での参加表明は拙速すぎる」と述べました。

(11年10月20日付「しんぶん赤旗」より)