原発シンポや説明会/保安院ここまでやるか | 11.09.30 |
原発関連のシンポジウムや住民説明会で、国の「やらせ」関与が計7件あったことが30日、明らかになりました。経済産業省の第三者委員会がまとめた最終報告書から、資源エネルギー庁と、原子力安全・保安院の関与の実態を紹介します。
(※ 以下・抜粋)
北海道電力の担当者がエネ庁を訪問。原子力発電立地対策・広報室の室長らと打ち合わせ。エネ庁側から、北電に「推進の側で発言いただくことも準備をお願いしたい」と要請。
後日、同庁側から北電に対し、要請への対応状況についての報告を求めた。これを受け、北電側は、原発推進の各種団体の所属者を中心に12人を選び、北電が作成した質問をするよう現地と調整していることをエネ庁に報告。北電作成の質問書も提出した。
北電は、(推進の)意見を述べている地元4町村の住民に対して、国に直接質問できる良い機会であるとして、シンポで質問するよう要請した。
(11年10月01日付「しんぶん赤旗」より抜粋)
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