日本共産党 北海道議員団ホームページ
ホーム
道政スポット
やらせ解明に責任を/道知事に新婦人道本部 11.09.06

やらせ解明に責任を

道知事に新婦人道本部

北海道電力泊(とまり)原発(泊村)3号機をめぐる「やらせ」問題で、新日本婦人の会道本部は9日、高橋はるみ知事に「道が責任を持って全容解明する」よう要望書を提出しました。

新婦人道本部の代表ら20人は、北電が道主催の公開シンポジウムで推進意見を集中するよう指示するなど「やらせ」を繰り返してきたことを指摘し、①道として全容解明に責任を果たす②泊原発3号機の営業運転中止④プルサーマル計画の容認撤回⑤原発ゼロをめざす―ことなどを求めました。

要望書を受け取った道の担当者は「北電の第三者委員会で事実を明らかにするのが先決。その上で道の対応を決めたい」「プルサーマル計画については、原発事故を検証したうえで(プルサーマルで使う)モックス燃料を使用すべきだと考える」などと答えました。

新婦人の代表者らは「第三者委員会の結論待ちではなく、道自身が事実解明すべきです」「子育てや食品の安全に不安が広がっています。知事は道民の思いを受け止めてほしい」と迫りました。

(11年09月10日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)