自衛隊演習中止せよ/車両事故で道労連など要求 | 11.08.25 |
陸上自衛隊の大型車両横転事故について、安保破東道実行委員会と道労連は25日、北部方面総監に詳細の公表と29日から予定している転地演習の中止を申し入れました。
23日未明に北海道別海町の国道243号で転落、横転した自衛隊車両は、ミサイル発射機だったと地元紙が伝えています。
北部方面隊による協同転地演習は、29日から9月9日まで、事故現場近くの矢臼別演習場で計画され、訓練部隊約3000人、戦車約100両と火砲20門を含む車両1000台が集結中です。
安保破棄道実行委と道労連は、事故に対して「断固抗議」するとともに、「二度と事故を起こさないよう対策を講じ、対策が取られるまでは自衛隊車両が公道通行をしないこと」「住民の安全を脅かす演習を中止すること」を求めています。
事故が起きた23日には、矢臼別平和委員会が事故詳細の公表と演習の中止を申し入れています。
(11年08月27日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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