泊原発3号機の営業運転は認めない/共産党道委員会がコメント | 11.08.17 |
8月17日、泊原発3号機の営業運転再開が認められた問題で、日本共産党北海道委員会は書記長名で以下のコメントを発表しました。
2011年8月17日
日本共産党北海道委員会
書記長 青山 慶二
泊原発3号機の営業運転開始について、高橋知事が17日、容認するコメントを国に出したのを受けて、経産大臣は検査終了証を交付し、営業運転が再開された。
道民の不安の声を無視し、周辺9町村の意見をきかず、何らの安全確保策もとられない営業運転強行は断じて認められない。
「知事の同意」というが、まともな安全対策がとられないのに、安全確保は北電と国まかせという自主性の欠落や、道民の疑問と不安の声に誠実に答えることのない姿勢は、極めて無責任である。新潟県では原子力防災対策を50キロ圏に拡大し、慎重派の学者・専門家を含めた県民検討委員会を設立しているのにくらべ、北海道ではいずれも放置されている。
岩宇4町村の意見を聞いたが、30キロ圏の15町村の意見は聴取せず、道民説明会の開催すら拒絶したままである。北電と道が道民との対話すら拒絶して「営業運転ありき」で強行したことは、重大な禍根をのこすものである。
道民世論は危険な原発からの撤退を求めており、日本共産党は道民の安全を守るため全力をあげるものである。
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