泊原発3号/知事ははっきり拒否を | 11.08.11 |
日本共産党北海道委員会は11日、北海道電力が泊原発3号機(北海道泊村)の営業運転再開を強行しようとしている問題で、これに反対し、原発ゼロを求める宣伝を札幌市で行いました。
同3号機は、10日に経産省原子力安全・保安院による最終検査が終了。経歴書は11日中にも定期検査終了証を北電に交付する予定でしたが、高橋はるみ道知事が「地元軽視」と反発したことから先送りしました。道は、道議会や地元4町村の理解が得られれば、営業運転の再開容認を経産相に伝える方向。
北電は3号機で、2012年度中にもプルサーマル計画を実行しようとしています。
青山慶二書記長はマイクで、「検査をしたから安全だというのは、新たな『安全神話』だ」と批判。「北電は電力の安定供給のためというが、道内企業の自家発電能力は、泊原発の発電能力を上回ります。高橋知事は、3号機の営業運転再開は認めないとはっきり言うべきです。原発依存から再生可能エネルギーに転換し、安心して暮らせる北海道をつくりましょう」と訴えました。
ビラを受け取った男性(78)=札幌市南区=は、3号機の営業運転再開について、「反対です。原発事故があったのだから」と話していました。
(11年08月12日付「しんぶん赤旗」より)
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