泊原発3号/紙・大門両氏経産省に申し入れ | 11.08.11 |
北海道電力が泊原発3号機の営業運転移行を目指し「最終検査」を申請した問題で、日本共産党の紙智子、大門実紀史両参院議員は11日、経産省がこれを指示したことに強く抗議し、営業運転への移行を認めないよう海江田万里経産相あてに申し入れました。
紙氏らは、福島第1原発の事故後、原発の縮小や、プルサーマルはやめてほしいと求める声が大きくなっているにもかかわらず、道民が納得できる安全性の点検や説明もないまま営業運転に移行することは許されない、と述べました。
応対した池田元久副大臣は「時間的な余裕が必要だ。海江田経産相も時期は明示しないものの(北海道の判断を)待つ(という姿勢だ)」として、営業運転への移行を先送りする考えを示し「(申し入れは)重く受け止めたい」と述べました。
紙氏は「道民、国民に安心・安全をめぐる納得のいく説明がないまま、(政府が)お墨付きを与えるようなやり方は許されない」と重ねて要求。大門氏は「道民の意見を慎重に受け止めて判断してほしい」と主張しました。
(11年08月12日付「しんぶん赤旗」より)
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