道に母親ら要望書/札幌・国際子どもデー | 11.06.01 |
さわやかな風が吹き、おだやかな日和となった「国際子どもデー」の1日、新日本婦人の会北海道本部は「大震災救援・復興で連帯し、子どもたちの未来を輝いたものに!」と全道アクション行動をしました。
札幌市では「子どもの権利を守りましょう」「35人学級を実現させましょう」と親子パレードで道庁を1周。「赤れんが庁舎」(旧北海道庁)前で、高橋はるみ知事あてに「子どもが、安心して学び、健やかにくらせるよう求める」要望書を道保健福祉部の梅井治雄課長に手渡しました。
新婦人道本部の工藤富美子会長があいさつ。3人の代表が「小学生の子が耳鼻科に通い、診察料4千円と薬代2千円かかったそうです。安心して医療が受けられるようにしてください」「道民の命を守る知事は泊原発のプルサーマル計画を中止させてください」「道内すべての小・中学校と高校の耐震化を早期に実施してください」と訴えました。
梅井課長は「きょうのことは知事に報告します。みなさんの要望は多岐にわたり、関係部署に伝えます。安心・安全な北海道づくりの思いはみなさんと同じ。みなさんの生の声を届けます」と応じました。
パレードに参加した100人の親子から「お願いします」の大合唱が起こりました。
このあと、道議会の日本共産党、自民党、民主党、フロンティアの控室を訪れ、要望書を手渡しました。
要望は、子宮頸(けい)がん予防ワクチンの公費助成や、子ども・子育て新システム導入反対なども求めています。
(11年06月03日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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