就学援助対象者市町村に周知を/花岡議員が質問 | 11.02.28 |
日本共産党の花岡ユリ子北海道議は2月28日、道議会で一般質問をおこない、知事の政治姿勢、就学支援などについて高橋はるみ知事に質問しました。
花岡道議は、議会の質疑を一言一句まですり合わせる「答弁調整」について、「知事は不十分ながら廃止の公約を実践していたが、いつの間にか復活した」と指摘し、認識をただしました。
高橋知事は「質問骨子と答弁要旨を基に、確認をする意見交換方式を導入している」と、答弁調整を行っていないかのようにごまかしました。
就学援助について花岡議員は「就学援助の補助対象は『要保護』であり、現に保護を受けている人のほかに、保護を必要とする状態の人も含めるよう、市町村に周知すべきです」と迫りました。
高橋教一教育長は、道内すべての市町村が、「要保護状態」にある子どもを就学援助の対象から除外していたことを認め、「生活保護を受けていない保護者であっても、就学援助の要保護の対象となることを、広く周知するよう働きかける」と答弁しました。
今回の定例会で引退する花岡議員の質問が終わると、議場からいっせいに大きな拍手が起きました。
(11年03月02日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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