認知症施設のスプリンクラー/来年度中に整備 | 11.01.26 |
日本共産党北海道委員会と同道議団(花岡ユリ子団長)は26日、高橋はるみ知事に2011年度道当初予算編成に関する重点要望を申し入れました。
申し入れは①地域に根ざした産業振興への転換で仕事と暮らしを守る②社会保障の充実③子育て支援の強化とゆきとどいた教育④農林水産業の振興⑤憲法を暮らし・平和・教育に生かす⑥豪雪被害に対する有効な対策――を柱とした29項目。
真下紀子道議の趣旨説明に、高橋知事は「予算編成に反映できるものは盛り込みたい」と回答しました。
金倉まさとし氏(札幌東区)が「経済の主役は中小企業」と述べ、住宅リフォーム条例制定を求めたほか、菊地よう子氏(小樽市)は市町村国保への運営費補助の復活、古岡ともや氏(函館市)は若者の雇用と安定を求めました。
岡ちはる氏(札幌北区)は認知症高齢者グループホームのスプリンクラー整備を要望。これに対し高橋知事は、道の「介護基盤緊急整備等臨時特例基金」の活用で、「来年度中に全施設で整備される」と述べました。
また高橋知事は、環太平洋連携協定(TPP)参加について「国の動向を注視する」と述べるにとどまり、松永としお氏(釧路市)が「断固阻止で頑張ってもらいたい」と要望しました。
青山慶二書記長も参加しました。
(11年01月27日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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